慢性腎臓病(CKD: chronic kidney disease)
長い間、腎臓病が痛んでいる状態です。腎臓の機能悪化が進めば人工透析が必要になったり、心臓病を引き起こして健康寿命を短くしてしまう可能性が増加するため、近年注目されています。
日本人の1000万人が慢性腎臓病(CKD)であると考えられていますが、ほとんど自覚症状がないため放置されることが多かった病気です(正直、腎臓の専門以外の医師も放置していたことが多かった病気です)
原因となる病気は、糖尿病、高血圧、腎炎(ネフローゼなど)、多発性嚢胞腎などですが、原因が分からないことも少なくありません
血液検査と尿検査で診断されます
尿タンパク(微量アルブミン)陽性
または
GFR 60ml/min/1.73m2未満
の基準で診断されるので、他の病気がある人は検査数値を確認してみましょう
健康な方では、健康診断で尿タンパクがでている場合には、医療機関を受診しましょう