リハビリテーションとは、
ラテン語のre(再び)+habilis(適した)を語源とする英語です
「再び適した状態に近づく治療法」
「もともとの状態に回復するための治療」を意味します
長い人生、
全く病気もせず、ケガもせず、どこも痛くなく、
健康で生活できるのが理想ですが、なかなか思い通りにはいきません
病気やケガは時間が経つと回復します
カゼや擦り傷などの軽い病気は、治療をして回復すれば、
元の健康な状態に回復します
一方で、
脳卒中は一旦発症すると、マヒや言語障害が残るかたもいます
骨折は治ったけど、痛みが強くて日常生活に支障があるかたも少なくありません
膝が痛くなったけど、治療はできない、と言われることもあります
また、手術をして体力や息苦しさが回復しないこともあります
いわゆる「病気やケガの治療」だけでは機能が十分に回復せず、
「もとの不自由なく生活できる状態」に回復できないことが
(高齢者増加により)増えてきています
このような、
病気の治療だけでは、機能障害が残り、
日常生活に支障がある方に対して、
一緒に、機能障害を克服し、
日常生活がより充実したものになるのをお手伝いするのが、
リハビリテーションです